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抜き差し

12 28, 2010 | Posted in お絵描き・その他

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手のひらサイズ?のぬいぐるみを描いてみました。

この絵から学んで欲しかった点の一つは、質感表現。
しかし、その前に抑えておいていただきたい心得があります。

それは、描写の「抜き差し」です。

前回お話しましたが、絵を描くにあたっては、ついつい面倒くさで手抜いてしまう場合がよくあるものです。
僕が生徒さんに耳にタコができるほど、くどくど言っている台詞の一つに、「もっと描けますよ」というのがあります。
つまり、まだまだ細部が描き足りないということです。
しかし、ときどき真面目な頑張り屋さんもいらっしゃって、すべてに全力投球されることがあります。
実はこれも良くありません。
「どこを見て欲しいの?」
僕がこのポイントに気付かされた一言でした。
浪人時代、予備校の先生の言葉です。
はじめ、全く意味がわかりませんでした。
自分ではかなり調子よく描けたつもりでしたし、周りの学友たちの評価もまあまあだったので、、
しかし、僕がやったことは、あれも描きたいこれも描きたい、あれも見て欲しいこれも見て欲しいと、あちこちに主役ばかりが寄せ集められたドラマ作りだったのです。
物語は、役者の主従はもちろん、起承転結があってこそ盛り上がるのです。

さて、このぬいぐるみの質感表現に戻ります。
この柔らかな毛の生えたような質感を描くに当たって、しっかり細部まで描写した部分は、全体の3分の1にも及びません。
あとは、なんとなく、それっぽく、という程度に止めて出しゃばらないように。
あらゆる部分を毛の一本一本まで描ききってしまったとしたら、おそらく剣山かハリネズミかというくらいガチガチな印象を与えてしまうことでしょう。
適度に手抜く心の柔軟さが、ぬいぐるみの柔らかさに繋がるのです。

以上のお話から、「抜き差し」は質感表現においても大切ですが、そもそも作品全体のために重要なものであることがお分かりいただけたかと思います。
画面全体を、一つの物語に仕立てるように描く。
ここは導入、ここは伏線、ここでクライマックス、、と。
きっと新たな面白味に目覚めることができますよ!(*≧∇≦)b!

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