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形をとる

03 25, 2010 | Posted in お絵描き・その他

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etc_kyoshitu03.jpg
ステンレス製魔法瓶の湯飲みと綿で編まれたコースターです。
工業製品の対称性と金属の質感表現の練習に。

工業製品の多くは、左右対称であったり、真円であったりと、とにかく形が精確にできています。
ですので、ちゃんと描けていないと、形がとれていないと、それだけで失敗に終わってしまうのです。
この作品も、何を隠そう形がとれてなかったりします。
左に比べ、右の輪郭が膨らみ過ぎなんです。
我ながら情けない、、il||li _| ̄|○ il||li
学生時代は、木炭紙(650x500mm)に描いて3ミリずれたら受験に落ちるぞと言われていました。
このデッサンはF3(273x220mm)ですし、対象が工業製品なので、1mmずれても致命的、、
つまりこれは大失敗なわけです、、(・ω・;A)アセアセ…

精確に描くために大切なことは、徹底的に測り、測った後も、何度も疑って確認することです。
それも、描き始めからしっかり形をとることが大切です。
後で修正すればいいやと思っていると大変なことになってしまいます。
では、測るための方法、道具についてご説明しましょう。

●はかり棒
はかり棒と言っても、特に決まった物があるわけではありません。
細くて真っ直ぐな棒です。
鉛筆でそのまま測る人もいますが(僕も面倒くさでよくやって、後で泣きを見たりします)なるべく細い物を使われることをオススメします。
手軽に入手できるところとしては、自転車のスポーク(車輪を支えている無数の細い棒)などが良いかと思います。
これを縦に持ち、上に出した状態で、視線と垂直に交わるようにします。
そして、その持った腕を、真っ直ぐに伸ばします。
後は、上に出した長さを調整し、下端に親指を添えて目安とし、2等分、3等分などと、比率で測っていきます。
垂直はまだいいのですが、水平は狂いやすいので、特に気をつけて測りましょう。
また、測るときに限らないのですが、背筋を伸ばして、頭の位置は動かさないようにしましょう。
観る位置が変わると形も変わるので、精確な形はとりようがありません。

●デスケル(DESKEL)
透明なプラ板に、黒で縁と縦横等分に分割した線が描かれた物です。
はかり棒と同じように、眼とモチーフの間に立てて、透けた枠内にモチーフが入るようにして測ります。
主に構図とりのために使います。
しかし、縦横の比率が決まっているので、同じ比率の紙に描くとき以外はなるべく使わないようにしましょう。
ほとんど確認程度にしか使いませんし、無くてもそれほど問題ないと思います。
僕は使っていません。

以上のように、道具を使って測ることは大切ですが、一番の道具は自分の眼です。
どれほど頑張ってはかり棒で測ったとしても、必ず誤差がでます。
また、測った数値にすっかり安心して、狂いに気づかなくなってしまうこともあります。
最初から最後まで、一番頼りとするべきは、自分の眼です。
はかり棒やデスケルは、あくまで補助であると覚えておいてください。
鏡に映して、反対向きになったものを観るのも、いい方法です。
長い時間描いているうちに、錯覚というか、先入観ができてしまいます。
それをうまく解消して観ることができます。
形がしっかり描けると、光や質感がいまいちでも、結構上手い絵に見えるものです。
また、作業も驚くほどスムースに進みます。
「このくらいでいいや」と自分を甘やかすことなく、シビアに精確さを追求して、素晴らしい作品を目指しましょう。

 


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